ここはイラストレーター槻城ゆう子のブログです。
お仕事情報や日々思うことを、気まぐれに書いていきたいと思います。+++2007.1.1 start+++
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コミックス「通りすがりの怪事件」発売


通りすがりの怪事件 (集英社ホームコミックス)

のんきな女子高生とちょっと鈍感な神職青年のほんわかラブコメディー。
ただ作者がゲームのモンスターイラスト描きなので、神顕現シーンはほんわかじゃないかも。
当作品は、オビで本格神事系とうたってあるように神道を扱っています。
毎回、担当さんも苦慮された数ページに渡る祝詞や、神々のことは実際の神道の学びに重きをおきつつ扱わせていただいたつもりです。

この作品のキャラクター、主人公の紫津宮由葵と小野大介は、槻城が20年も前に創りだしたキャラクターで、これまで幾つかのパラレルワールド的読み切りがあるくらい彼らの住む世界を試行錯誤していました。そして今回ようやくその完成形を見ることが出来ました。応援してくださった皆様、関係各位には誠に感謝致します。

神々に導かれるように恋心のご縁を結ぶ二人。
この作品自体、いろいろなご縁で出来上がったともいえます。
10年後して声をかけ続けてくれた担当氏、後押ししてくれた編集さん友人知人、神道や民俗学の知識を有する人たちとの関係、更には自分が神職筋だったという事実が発覚。これには本当に導きだと思って描くしかない!と思いました。
周囲に散らばっていたこれらご縁の糸全てが重なって、この度のコミックス化になったのだと思います。

ところで、キャラクターと漢字一文字違いのお名前を持つ某声優さんがいらっしゃいますが、上に書いたように20年前に作ったキャラクターなのでモデルにしたということはありません。そんな断りを入れるのは、男性キャラクターが名前もそうなら善い声の持ち主で、その声で奏上される祝詞にヒロインがうっとりしてしまう…などという描写が度々あるためです。これは天の岩戸神話のエピソードに準じた設定でキャラ名も設定に関わるため変更しませんでした。もちろん某声優さんはとても善いお声だと思っています、偶然にもDGS(ディアガールストーリーズ)のリスナーになったのは連載開始まもなくでした。

そしてテーマでもある「御縁」を考えた時、自分でも無理を承知で申し出た帯コメントをご快諾くださり、さらに正式依頼の段になった時にどこまでお願いできるのか解らず、恐る恐る希望願望の最大値をお告げしたら更にその倍の倍の倍…∞…の内容を寄稿くださった敬愛すべき師匠永野護氏、お忙しいなか本当に誠にトンデモナク恐悦シゴクにございまして…すみません、言葉が追いつかないので一言、有難うございました!!

「通りすがりの怪事件」は神道、民俗学、古代歴史を扱う現代物語です。
また、八百万の神は興味が尽きず、続編&スピンオフ作品の構想もありますので今後とも宜しくお願い致します。

| 21:20 | 漫画 | - | - |